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2011-04-25

できるだけ長い目で見て意味がある対策を優先すべきである

どうしても電力が足りないのであれば、時間シフトや空間シフトのために多少無理するのは仕方ないかもしれません。しかし、時間シフト・空間シフトを実現できるというだけの理由で、省エネには繋がらない対策にコストを費やすのはできるだけさけるべきと思います。

たとえば、蓄電池付扇風機が売れているとか、蓄電池付テレビを発売したとか、そういう話を聞くとそんなことで良いのかなと思ってしまいます。もっというとメーカーの良心を疑いたくなります。もちろん、医療機関が大規模な蓄電システムを導入する、あるいは被災地等で非常用発電装置を強化するなど、似たような発想ながら致し方ないものもあります。しかし、いざとなれば団扇やセンスがあり、また安価か電力消費からみて効率的な手段(ワンセグやラジオ)で代替可能なのにもかかわらず、わざわざ効率の悪い蓄電池に一時的にせよ頼ろうという発想は無駄ではないでしょうか。こういうものを購入しても、おそらく来年になれば場所を塞ぐだけの無用の長物になると思います。

一方、断熱ガラス、熱交換器付換気システム、コジェネなどの導入など節電につながり、かつ省エネ対策となることであれば、多少コストをかけても実施する意義も理解しやすいでしょう。

つまり、今夏限りの一時的な対策であれば余計なコストをかけない、あるいはコストをかけてもそれにある程度見合うリターンなり、効果なりが期待できる対策(たとえば、大学であれば、夏前まで週七日制を導入して夏休みを伸ばす、今夏に海外研修等を促進する)を実施し、あとは継続的な効果が期待できるものに集中する方が合理的と思います。

覇道ではなく王道を歩みたいものです。

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